何でも来い!の自由の国、オランダへ
どうも、ニシジマです。12/19から始まったポーランド&オランダ旅。ついに完結です。今回は、後半戦のオランダ、アムステルダムの旅行記を忘れる前に綴るとするよ。
2時間以上のロングフライトは辛い。CAさんに恋してしまうから、フライトが終わりを告げるたびに今生の別れを伝えないといけない。beef か chickenか聞いてくれるし、飲み物も度々くれるから(もしかして、わいのこと好きなのでは?)となってしまう。
“Thank you for asking me kindly beef or chicken…I need to go…”という置手紙を残し、立ち去る。直行便だと往復で2回の失恋で済むのだが、今回は行きも帰りも経由しての移動だったので、行き2回、帰り2回の計4回の失恋をした。
有名な話で真偽のほどはよく知らないですが、トラベル(旅行する)というのは、元々、あの求人雑誌のとらばーゆ(働く)と同じ語源で、”辛いこと”を意味したそうです。旅というのは楽しいものではなくて、辛いものだということらしいです。
SEXショーを見に行ってきた
クリスマスイブの前日。23日。私は、”行き2回の失恋”を癒すべく(←ここ大事)、しぶしぶSEXショー(いわゆるまな板ショー)を見に行ってきました。
1時間半で、お酒一杯付60ユーロ。
場所はアムステルダムを赤く妖艶に彩る”飾り窓”がある通り。店の名前はCASSA ROSSO。
この写真はお昼に撮ってるが、無論、夜に行ってきた。時間は19時。入ると既にショーの一番最初の演目が始まっていて、どんな演目かというと、若い女の人が全裸になってでっかい火のついた蝋燭を股に挟んで両足をユラユラさせてる演目。一発目でこれってこの後どうなんねん…!!!と思いながら、ビールを飲んでユラユラ揺れる蠟燭の炎と両足を見ていた。こんな感じ。
ちなみに、お客さんは意外とカップルが多かった。私のような一人で見に来ている輩の方が意外と少なかったように思う。
その後は、舞台の真ん中にぐるぐる回るお立ち台があるのだが、その上で男女がSEXをするというものだったり、レズプレイをしたりとかそんな感じ。
初めて他人のSEXを見たのでその部分での感動はあった。音楽に合わせて男が女のケツを5回叩くと体位を変えるシステムっぽい。パチンッパチンッパチンッパチンッ。音楽に合わせて鳴り響くケツを叩く音。そして変わる体位。
男も女も毛を剃っていて、特にゴムとかはなくしてる感じだった。女の人はちょっと感じてる感じ。あんまりエロッ!!!となる空気感でもなく、どちらかというと、スゴッ!!!って感じだった。あとはお客さんを交えてのコーナーがあったりして、女の人が股にクレヨンみたいなものを挟んでお客さんのお腹に何かメッセージを書いたりそんな感じ。ニューハーフバーとかでやってるニューハーフショーとかが近いかも?
残念だったのは、撮影禁止を徹底するためにセキュリティおじさんが通路をうろちょろするのだが、セキュリティハゲおじの身体が異常なくらいでかくて、しかも5分に一回確認しにくるので、セキュリティハゲおじを見るために半額分くらいは支払ったように思う。おまけにセキュリティハゲおじは演者とも仲が良いのか知らんが、ショーの最中に演者とグータッチをしたりしてるので、いやもはやこいつSECURITYっていうコスプレ服を着た演者の一人なのでは?グータッチもプレイの一環なのか?という感じだった。ぐるぐる回るお立ち台でSEXをしながらグータッチをしてるのがやたらとシュールだった。
カフェで出会った大麻おじさん
オランダは大麻が合法で、かなりカジュアルに大麻を買える。どのくらいカジュアルかというと、普通にお土産屋さんに大麻入りのケーキやクッキーが売られているくらい。大麻ハーブのティーパックも売られていた。しかもどれも数百円。そして、ちゃんと大麻を吸うとなると、コーヒーショップと呼ばれるカフェに行かないといけない。
いくら大麻が合法の国だと言っても、どこでも大麻を売ったり、吸ったりして良いというものではなく、きちんと決められたカフェでしか吸うことができない。カフェでコーヒーを飲んでいると、大麻おじさんに出会った。めちゃくちゃ手慣れた感じで紙タバコを巻くように、きれいに大麻を巻いて吸っていた。
日本では完全に違法だろうなと思わしき、大麻が入った”パケ(袋)”を見せてもらった。興味津々に見ていると、
「結婚してるんか?」
「いや、してません。てか最近別れました。おじさんは結婚してるんですか?」
「コカインもヘロインも20年やってきてるのに、結婚できるか!」
確かに。そりゃそうだ。「それじゃあ、お薬と結婚されたんですね^^」というジョークを思いついたが、パンチされそうな気がしてやめておいた。その後はアムステルダム色々回ったよとか、何の仕事してるんや?とか色んな話をお互いにして、カフェを後にした。
その後、15分ほど市内をぐるぐる歩き回ってると偶然も偶然、先ほどの大麻おじさんとの再会。君の名はinアムステルダムという奇跡を起こした。ちなみに伝わりにくいが、この奇跡はガチガチの奇跡に近くて、難波をうろちょろしていて解散してお互い15分ほど歩いて全く違う場所で出会うくらい多分難しい。近しい存在は引き寄せてしまうのかもしれない。
「いやあ、ちょっと買い物にSPARに行こうと思ってるんですよ。」
「やめとけ!SPARはマジで高い。観光客しか行かん。それいくんやったらアルバタインに行け。このオレンジジュースもそこで買ったけど、〇△ユーロやったから!」
と言われて、道案内をされて、解散。何やかんやでみんな優しい。ちなみに今回の旅は本当に人との触れ合いが多い旅だったが、どの人もめちゃくちゃフレンドリーだった。嫌だなという感じの人は少なくて、どの人とも楽しく会話ができた感じ。海外旅行をしていないとなかなか知らない人同士で30分も1時間も話すことはないが、ユースホステルに泊まっていたということもあり、ユースホステルのお客さんや受付のお姉さんと飲みながらダラダラ話していた。
ホテルが高過ぎてなかなかユースホステルには泊まらないが、泊まっているうちにどんどん慣れてくるし、心地よくなる。ちょうど良い距離感がそこにはある。多国籍で私のようにそれなりに頑張って英語を紡いで話す人もいるし、もっと話せない人もいるし、ペラペラの人もいる。出身国もみんなバラバラで、同じなのはアムステルダムにいるということだけ。他では味わえない何とも不思議な空間です。
両隣がストリップショーとスポーツバーだったので、めちゃくちゃ煩かったけど面白かった。
(マックス30代までくらい?)大きい枠での若者しか泊まってないので、おじいさんになったら厳しいし、流石にホテルに泊まりたくなるんだろうけど、おじいさんになったらこういうところが懐かしく思えるのかもしれない。
Red Light Secrets museum of prostitution(風俗の博物館)
What kind of things do men leave behind after a visit to a prostitute?風俗嬢を訪れた後、男たちはどんなものを置いていったか?
ここも前述のCassa Rossoと同じく、結構カップルで来ている人が多かった。中はいわゆる飾り窓を模した部屋だったり、コスプレの衣装が飾られてたり、風俗嬢のエトセトラが説明されているボードがあったりとそんな感じ。一番興味深かったのは、風俗嬢の一日というショートドラマを見るブースがあって、本当に10分程度の映像なのだが、こんな感じで風俗嬢って契約したり、飾り窓を借りてやってるんやというのが興味深かった。
男は大体射精をすると全てを忘れてしまう愚かな生き物なのである。
What kind of things do men leave behind after a visit to a prostitute?風俗嬢を訪れた後、男たちはどんなものを置いていったか?を少し紹介する。
クレジットカードを忘れて帰るのはさすがにすがすがしい。デビットカードならまだマシか笑
シチュエーションが理解できない。
Confession My erotic sectret私のエロい秘密の告白
施設の出口付近にConfession My erotic sectretというコーナーがあったので、世界中から集められたConfessionを紹介するとする。わかったことはエロは共通言語であるということ。簡単な訳を付けますが、私の訳なので正確さはご勘弁を。
私は彼女に私のケツを指で触ってもらうのが大好きだ。私は彼女に”ち〇この形をした器具”を付けて俺を突いてくれといつも言っているのだが、彼女は私はジョークを言っていると思っている。私はいつの日か彼女がこのメモを見る日のことを祈ります。 ニュージャージーから愛を。
多分これが傑作でした。色々読み漁ったけどこれが一番面白かった。
私の彼氏はフェチで、彼は私にコンドームの中にう〇こをするようにお願いする。そしてそれを一晩凍らせたのち、それを使って一人で情事に耽る・-・
shitってう〇こ?ですか。屈折し過ぎて訳間違えてるか不安になります。
私の母はアムステルダムでセックスワーカーをしていた。30年越しに彼女がどんな風に生きていたのか知るためにここに来た。 -s
ん~。たくさんのおふざけ(真面目?)ポストの中に一つだけあったこれ。何とも言えないconfessionでした。
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