誰も「今日死ぬ」と思って朝、目を覚ます人はいない。

雑記

変化は徐々に起こるものと急に起きる変化がある。

どうもニシジマです。安倍元首相が銃撃されて亡くなられたということで、色々と考えてみた。別に私は自民党支持でも安倍さん支持でもないし、そもそもあまり政治に詳しくない。だけど、なぜか喪失感みたいなものを感じる。

超大物の有名人が亡くなったニュースを聞くとどうしてか身内に不幸があったときの感覚を少し薄めたような気持ちになる。会ったこともないけど意味もなく喪失感みたいなものを感じるのだ。多分これって私だけじゃなくて多くの人がそうなんだろうけど。

こういう何かしらの事件や出来事があるとどこかに書き留めて吐き出す場みたいなのが欲しいなと思ってブログを始めたから、今日は悲しいけれど、この事件について思うようなことを書いていきたい。

誰も「今日死ぬ」と思って、朝目を覚ます人はいない。

特殊な事情がある場合を除いて、ほとんどの人は「今日死ぬかもしれない。」なんて思わず、当たり前に毎日が続くかのように目を覚ます。目を覚まして毎日毎日繰り返しているルーチンをこなすために今日も行動する。多分仕事に行ってお昼ご飯はいつものあれを食べて家に帰ってきたらクーラーつけてちょっと寝て、ご飯作って風呂に入って寝て…なんて考えることもなく普通に当たり前のように毎日を過ごす。

でも、別に安倍さんのように有名な人じゃなくても、そのときが急に訪れることがある。いつもこういった事件を耳にしたときに、最期は状況を把握して「なぜなんだ!悔しい!」と思って死んでいくのと「何のこっちゃわからんかった。」って死んだことにすら気づかずに死んでしまうのとどっちが良いんだろう?と考える。気づかない方がいいのかな。どっちも嫌すぎてわからない。

大体の場合、普通に生きて80歳くらいになって病気になって死ぬってどこかでみんな思い込んでるけれど、そうじゃない場合も往々にしてありうる。だからといって、そういう状況に対して日頃から何を気をつければ良いんだって感じだし、危機感ばかりもって最大限注意を払って生きていても張り詰めてしまってしんどくなる。

そういえば前読んだ本に書いてあったんだけれど、人の人生は”鰯”なんだとか。

「イワシ?」

「そう、海に泳ぐ鰯。」

「人の人生が?」

「そう。鰯ってさ、海の中では大群を作って泳ぐじゃん。大群を作ってみんなで泳いでいると、そこに突然クジラが現れる。クジラがバクって大きな口で鰯の大群を飲み込もうとする。ギリギリ飲み込まれなかった鰯と飲み込まれちゃった鰯がいる。人はそこに意味を見出そうとしてしまうけれど、本当はそんなものに意味なんかなくて、『ただそういう運命だった。』ってこと。人の人生も鰯みたいなもんだって。」

なるほど。だから「納得しろ!」とか「仕方ないよね。」って話じゃなくて、自分のできる範囲で気をつけていくしかないし、それでもどうしようもないときは悔しすぎて、「仕方ないよね。」なんてならないけど、もうそういうものなんだろうなって。その本には、人生は鰯みたいなもんだと考えると少し気が楽になるっって書いてあった。

別に”人生は鰯だ。”という話に何の教訓もないし、こういう事件があって話す内容じゃないかもしれないが、「じゃあ、どうすれば全部折り合いをつけられるの?」って、そんなのは無理だし、どう考えても安倍さん自身が納得できないと思う。安倍さんが死ぬ理由なんて一つもないもんな。

何度も言うけど政治のことはあんまりよくわからんけど、総理大臣ってめちゃくちゃしんどい仕事だと思うんよ。そりゃあそれ相応の良い思いもあるかもしれんけど、並大抵の精神力では務まらんやろなあというのは想像がつく。総理になった途端みんな不健康そうになるし。何をしても叩かれるし。地震が起きたら真夜中でも10分でスーツバシッと決めてテレビ出てくるし…。

私ならお金をいくら積まれても務まらない…。誰がお前に頼むか!って話だし、私が日本の代表になっちゃうと全世界が日本のことだいぶ誤解してしまって、ミスリードジャパニーズカルチャーが世界中に跋扈してしまうだろうが。

安倍さんの場合は政治家の家系で岸信介とかがおじいちゃん?とかにあたるんやっけ?あんまり詳しくないからわからんけど、とにかく政治家の重役ポストの人たちがいっぱいいるから、そのおかげもあって早く総理大臣に就任した側面もかなり大きいんだろうけど、それでも札付きのボンボンで頭があんまり良くなかったらあんなに何度も総理大臣になったりしないだろうなというのもわかる。教科書に載るような大事件ですよね。本当にご冥福をお祈りします。

とりあえず、「人生は鰯だ。」なんて言ってると、「元も子もない話で何が言いたいの?」って言われそうだけど、「せめて毎日楽しく生きるしかないよな。」ってくらいの話です。

あと、やっぱり医療関係者であんなに危険なところに、偶然出会した看護師さんが飛んでいったり、賢明に治療をされて救おうとした奈良県立医科大学のお医者さんたち。本当に凄すぎて頭が上がりません。お医者さんにも色々いるんだろうけど、やっぱり医療関係に従事して命に正面から向き合って生きている人たちは何といえばいいのか、語彙が全然なくてあれですが、すごいです。

大和西大寺は昔アルバイトをしていた駅でほぼ毎日使っていた駅で、幼少の頃からよく乗り降りしてた馴染みのある駅。実は思い入れがあったりする。『字はまずいが魚はうまい』と書かれた看板の飲み屋さんが駅から少し電車が走り出すと見えるんだけど、一度も行ったことがない。小さい頃からどういう意味なんだろう?とずっと思ってた。そういえば西大寺の奈良ファミリーにスガキヤあったけど潰れたよね。どんどんスガキヤがなくなる。

そんな大和西大寺駅もそういえば改装されてめちゃくちゃキレイになって昔の面影もない。面影もなくなって自分の中での昔の西大寺がどんな駅だったかももうあんまり思い出せない。奈良県の橿原神宮の方にも大阪の難波にも京都駅にも通じる駅でめちゃくちゃ有能な駅だったりするんだけど。電車は普通ばっかりでめちゃくちゃ困った駅でもあるんだけどね。

この記事を書いた人

人生に惑うアラサー。このままでええんか?と一念発起。本屋で知財検定と出会い2級に合格。2021.3.15から弁理士試験の勉強スタート。R4は25点、R5は38点。R6必須論文合格、選択科目落ち。R7最終合格!化学科卒業後に予備校に就職。化学を担当。twitterID : @nishijima1029

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