どう勉強したらいいか悩んだので、ブログにまとめることにした
お疲れ様です。どうもニシジマです。仕事しながら並行して弁理士試験の勉強している方々お疲れ様です。本当にお疲れ様ですT_T
短基礎のテキスト(商標法)を四法対照に書き込む作業が一旦終わり、もうすぐ短答の体系別過去問(商標法)が終わりそうなので、そろそろ論文も視野に入れたいと思い、論文の勉強をはじめました。
1年目からずっと思ってたんだけど、論文の勉強って6割か7割くらいは短答の理解が進んだところで始めると一番「うんうん!なるほど!そういうことなのか!」ってなりそうな科目だよなあと思いながら、1年目は受講してました。
1年で短答も論文も盛り込むってなると、習ってすぐに論文の授業を受けないといけないわけなんですが、如何せんそれだと、「不使用取消審判ってどういうのだっけ?」みたいなところから始まっちゃって根本的な話を理解するもっと前段階になっちゃうんですよね。
まだ徳川幕府が15代だとか、初代が家康で、2代は秀忠で、みたいなことを覚えたばっかりだと、武家諸法度の説明をされても、そもそも武家諸法度って何だっけ?法律?みたいになってしまう感じ。まあとにかく、2年目となって、ひとまず理解できてきたので、論文の理解が一度目よりかなりできている感じはする。
で、どうやって今後、論文の勉強をしようかな?と考えてたときにルーズリーフに答案構成をまとめて見返せるようにと思ったりしたんだけど、ルーズリーフとかwordを使ってまとめる系は散々失敗してきたので、どうせならブログに人に説明するような感じで(と言ってもあくまで私さえわかれば十分な範囲で)、記事にしてしまえ!と思った。ので、備忘録記事を作ることにする。
H12過去問「せっけんがかぶってしまった」(参照:論基礎 第7問)
問題
甲が(商標、商品)=(フラワー、せっけん類・化粧品)の登録商標をもっていて、乙が(商標、商品)=(Flower21、せっけん)を取りたい。どうすれば良いか?なお、甲の商標に瑕疵なし。
答案構成
『とりあえず、類否判断する→拒絶理由あり→拒絶されるから対処法考える』
の流れ。具体的には、
1.検討
(1)商標の類否判断
- 21に識別力なし→要部比較で、「フラワー」vs「Flower」
- 類否判断は外観・称呼・観念で総合観察→称呼・観念が同一
(2)商品の類否判断
(3)まとめ
- 4①11で拒絶
2.対処法
4①11の一般的な対処法は「意見書・補正・分割・変更・譲渡・放棄・異議・無効・取消」だけど、今回は「放棄・譲渡・取消」が対処法になる。そもそも補正とか分割とか指定商品1個しかないのにありえない。
(1)出願
- 5、5の2、6を書くこと
(2)放棄交渉
- 放棄は登録で効力発生を書く(特98①Ⅰ)
(3)譲渡交渉
- 譲渡(24の2)は登録で効力発生を書く(特98①Ⅰ)
(4)不使用取消審判(50①)
- 請求人適格「何人」なのでOK。
- 予告登録のタイミングで消滅(54②)
論文の勉強はひとまず書きまくってみる
論文の勉強法をどうしたら良いかな?と思ってちょっと考えてたんだけど、とりあえず、習うより慣れろで書いてみようかと思う。
写経は苦痛そうだし、性格的に合わなさそうなので、当分は、問題を見て、なんとなくこんな感じかな?と思い浮かべて、答え読んで、なるほどと思ったら書いてみて、解答と見比べて落としている箇所をピックアップする作業を続ける。
これを100回くらいこなせばひとまずのベースみたいなものができる気がするので、そこから自分で何も見ずに書いてみて、方向性を正していく感じにしよう。まず、論文とはなんぞや?みたいなレベルなので、型を覚える作業を繰り返してみたい。
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