能動的に知識が出てこない
どうも、surface go3 を狙っていたニシジマです。買おうかなと思ってたんですが、なんやかんやでipadが優秀過ぎるので、やめました。やはり、surface go3あくまで軽いPCという位置づけでタブレットとしてはかなり不向きです。
そんなこんなで、能動的に知識が出てこない。という話。
1年目は、本当に知識を入れるということに躍起になってました。すべてがしらないことばかりで、枝葉末節にまで意識なんて到底届かない。どういう意味なのかを理解しながら覚えていくという、理解と暗記が並行して続く日々でした。あと、単純に勉強時間の大半が『受講』でした。
なので、これは1年目はあまりにきつ過ぎるという印象でした。実際、関西大学に受けに行って、「いやあこれは…。」って感じでしたね。あまりに無理がある。というより、難しいかどうかもわからん!!!という感じでした。
そして、2年目。まがいなりにもかなり勉強はしてきたのですが、やはり難しい部分を理解すること、それから膨大な暗記をしていくということに日々追われてました。とにかく覚えきれない。いったん覚えたとして、1週間後に「何ですか?」と聞かれたら、こちらが「何ですか?」と問いたくなるくらいに覚えられない。量のせいもあって回せる回数というのが少ない。
やっと一周回せたと思った頃には最初にやってたことを忘れる。そんな日々でした。弁理士の短答試験は感覚的には大学受験の日本史に似ていて、旧石器→縄文→弥生→古墳→飛鳥→奈良→平安くらいまできて、藤原氏の話がごちゃごちゃしたあたりで、ああああああああ!!!!!となって元に戻り、また、旧石器→縄文→弥生…と繰り返し、「いつのまにか旧石器時代オタになる。」という目も当てられない事態に陥ってる人も多いかと思います。
とにかく、きつい。量が多い。回せない。回せるほどの量じゃない。だけど、よくわかる。この試験は、ブレイクポイントがあって、多分何周目かしたあたりで、一周をするのにかかる時間が短くなって、全部網羅できるという瞬間がくるんです。
わたしはまだ来ていませんが。ですが、これが来るんだろうなという予感というかそういうのは何となく感じなくもないです。指数関数的に一周を回す速度というのは早くなります。
最初は習ったばかりですべての問題が初見。二度目もやったようなやっていないようなというほぼ初見。だけど、三度目から見たことある問題が出てくる。そうやって多分この量だと、五周目か六周目あたりで、「あっ覚えてる!」という瞬間が来るんだと思うんですね。
それが来た時が短答合格のタイミングなのかな?という印象を今受けてます。そして、かなり今きつい。「あっ覚えてる!」がなかなか来ない。
ただ、やはり一年目と大きく違うところが、条文やテキストを読んだ時に何の話をしているのか?というのが一応わかりはする。というところだ思ったりもします。一年目は「そもそもこの条文ってどういう話だっけ?何の話だっけ?」からでしたが、今は、「ああこれって何となくこういう話よね。」というところまで来た感じはします。
ただ、結局のところその上で短答で問われる話というのは文末がmustかcanかや、準用されているかいないかなどの部分であって、ふんわりしかわかってない人なんか何もわかっていない人に等しいというのが短答試験であることも重々承知です。だから…めちゃやばい。
科目数で割るともう時間がない
Time is money.時間がありません。もうヤバすぎる。覚えることがまだまだあるのに、全然完成してない。そう簡単に完成するほどやわな量ではないのが弁理士試験です。めちゃきつい。
特許・実用新案・意匠・商標・条約・著作権・不競法。
条約も最低限パリ・Trips・PCT・ジュネあたりはやっておく必要があります。え?きつすぎねえか!!!もうだいぶと勉強したぞわし。意味はないのだけど、ふんわりと全体をさらえたところまでは来た感じがする分、何とか受かりたいという感じです。
とはいえ、やはり久々に見る条文などを目にしてると「ああ覚えてねえ。そういやあこんな条文あったなあ。」なんですよ。これが苦しい。万事休すか。
とにかく、あと2か月もがいてみます。もがいてもがいてもがいてみます。
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