弁理士試験を目指そうと思った頃の初心に帰る。【なぜ目指したのか?】

弁理士試験

いつの間にか漫然と勉強をするようになってきた昨今

どうもニシジマです。今日もいつも通り、ファミレスに行ってドリンクバーを頼んで四法対照への書き込み&体系別過去問をやってました。流石に1年半も同じ事を繰り返していると初心を忘れてしまっていて、「長く時間をかけてやればいつか合格するんじゃないか?」みたいな錯覚に陥ってるなと感じたので、それに関しての記事です。

どうして弁理士を目指すようになったのか?

この話は前にも別記事で書いたように思ったけど、よくよくもう一度自分の人生を見つめ直すために改めて書きたいと思った次第。

どうして弁理士を目指すようになったのか?一言で表すのは難しいんだけど、やっぱり資格職ってめっちゃ強いと思うんよね。特に自由人のタイプには。

独立したいとかそういう気持ちはないけど、サラリーマンをやり続けて時間の切り売りみたいな働き方をしていると、しがみついて生きていかないといけなくなる。それの何が嫌か?というと、ある程度理不尽なことが起きたり、自分がこう生きたい!と思ったときのフットワークの軽さが失われるような感じがするんですね。

でも、そうそう辞めたりはしないだろうけど、資格職で生きていくと、自分に能力の貯金がされるから、若さが失われてもフットワークが軽いままという状況が作れるような気がするんだよね。若い時に会社が嫌で転職するっていうのはあり得るけど、35歳過ぎて、大した能力もなく、会社が嫌だから転職するみたいなことは許されないわけ。でも、資格を取って、その道である程度能力を培えば、新しいことに挑戦するためのフットワークが軽くなるというわけ。

自分主導で自分の人生を動かしていくためにはやっぱりきちんとした参入障壁の高い資格をもつか、類稀なる才能をもつかの二択だと思う。これって結構厳しいハードルだけど、このハードルを乗り越えたら少しだけ自由に生きる世界が待ってるような気がする。

そんなこんなで弁理士を目指すようになった。上記は半分後付けで、元々は予備校で化学を教えたり、模試を作ったりしていて、一生これをやるのか?と思った部分もあったし、趣味で英語学習をしていて英語を使う仕事とかやってみたいなと思ったのが元々のきっかけ。

とにかく、弁理士人生っていうのは平坦な道じゃないし、受かったからガッポリ稼げるわけでもないだろうし、実務経験を積む段階はめっちゃ大変だろうし、とにかく苦労の連続ではあるだろうなとおもうんだけど、5年くらい冬の期間を過ごせば、「こっちの道で良かったやん!」と思える気がする。

それに老後もちまちま小遣い稼ぎ程度に働けたら嬉しいしね。やっぱ年金だけで生きていくとか貯金を切り崩してみたいなのってなんか大変そうだし、ボケ防止になりそうだし、良いんじゃないかなとか思ったりもしてる。ライフワークみたいな感じ?

とにかく、長くなったけど、私なりに考えると、弁理士(じゃなくても良いけど)みたいな超難関資格の部類の資格を取って、実務経験を積めば少なくとも一定の社会的価値を生み出す存在になるから死なないだろうなという漠然とした気持ちがあって、まあ私の性格的にもこっちの道が向いてそうな気がすると思ったわけ。

あと、特許事務所で働いたことがないから具体的には分からないけど、結構今やってる模試作成とやってることが近い感じもするんよね。だから、今の職場で培った能力を上手く利用できる資格でもあるんじゃないかな?と思ったのが弁理士試験を目指すようになったきっかけの一つ。

漫然と勉強をしているだけじゃ、いつまで経っても受からない

流石に1年半も勉強していてよくわかるけど、この試験は生半可なものじゃないし、一発合格とかする人たちはちょっと異次元だなという感じがする。1年まずやってみて思ったのは、そもそもで自分と一発合格する人の間には大きく能力の乖離を感じて、「自分って凡人なんだな。」というのが率直な印象だった。

でもこれって悲観的な話じゃなくて、ちゃんと自分の能力を理解しつつも、弁理士試験の最終合格はきちんと射程範囲に入っている(はず)くらいの難易度に違いないと思ったのも事実。この試験は能力が高ければ1年で受かるし、能力が低いと1年では受からないかもしれないけど、アホでも受かる試験だと個人的には思う。

アホでも受かるというのは天才じゃないと受からない試験ではなく、めちゃくちゃこんがらがっているスーファミのコードを丁寧に根気よく途中で投げ出さずに丁寧に丁寧にほどくことで受かるようなそんな試験に思える。

で、1年半勉強してきて初心を忘れていたなと今日感じた。去年、勉強を始めた時は一発合格をしようと思って始めた。だから勢いもあった。きっと弁理士試験の知識の伸び幅(傾き)は大きかったように思う。今年の方が正直伸び幅(傾き)は小さい。そして何よりも勉強量が短くなっている。

これではいつまで経ってもブレイクスルーすることなく、中途半端にだらだら勉強を続けて歳を取るだけになる。それよりもさっさと受かってしまって実務経験を積んで自分なりに「主導で生きられる」人生を作り上げたい。

そのためにも今は臥薪嘗胆のときだし、初心を忘れずに若いうちに受かりたい。世界一周をしたいんよね。世界一周。半年くらいで良いんだけど、一度でいいから世界を見てみたい。これが私の小さな夢。

会社員ではちょっとやりにくいのよね。会社を辞めて世界一周して戻ってきて再就職って何の保証もない。それって怖いんよ。いつか、このタイミングだ!という時期が来たらやってみたい。世界一周。

もう一度、弁理士試験、自分の人生、生き方、どういう風に生きていきたいのか、どうなりたいのか。ちゃんと見つめ直そう。

この記事を書いた人

人生に惑うアラサー。このままでええんか?と一念発起。本屋で知財検定と出会い2級に合格。2021.3.15から弁理士試験の勉強スタート。R4は25点、R5は38点。R6必須論文合格、選択科目落ち。R7最終合格!化学科卒業後に予備校に就職。化学を担当。twitterID : @nishijima1029

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