弁理士試験、もう受かるしか道がなくなってしまった。【勉強経過報告】

弁理士試験

弁理士試験の勉強経過報告

お疲れ様です。ニシジマです。最近の勉強経過を報告・備忘録がてらにブログを書いていきます。このブログってまだ開設されてすぐで、twitter経由で見てくれている方が多いと思うんですよね。googleアナリティクスも大体そんな感じで概ねtwittter経由なのかな?って感じで。なので、まあ大体ご存知だとは思うのですが、プライベートで色々あって、弁理士試験の勉強についても思うことがあって今日は書きました。

思い返せば、弁理士試験の勉強を開始したのが2021.3.15。今から1年半も前になるのですね。その時はちょうど知財検定2級に受かったばっかりで知的財産の勉強をし初めてまだ100時間そこらの頃でした。今から思い返すと、ほぼ無知の状態だったのが2021.3.15。

2021.3.14にLECに弁理士試験の申込をしようかどうか悩んで行ったんですよね。で、宮口先生がおっしゃっていた「決断力」だな。と思い、「よし!やるか!!!」と決めて申し込んだのが2021.3.14。

それから1年半も経ちました。そんな時間が経ったんですね。確かに当時と比べれば1年半も学んだということで知識も広がりました。まだまだだとは思うのですが。私ね、独りで勉強してると思っていたんですよ。通信で、独りで。でも、本当に独りになってみてよく気づいたのが、併走してくれていたんだなということで。何度もこの話をブログで書くと未練がましくて『ウザい』なと思うのですが、併走してもらって、色々なところで協力してもらってここまで来たのだなと。思い返せばここには書きませんが、本当に協力してもらっていました。

何というか、今までは究極的には落ちて、途中で止めてしまっても良いとさえ内心思ってたんですよ。落ちても意味があるというか。横に生証人がいるというか。それも込み込みで人生だろ。みたいなところがあったんですよ。それがなくなってしまって、真っ暗闇のトンネルで「あれ?誰もいない。」ってなって、どうしよう。ってなってる感じなんですよね。

社会人が休日に家族や恋人と過ごさずに、独りでファミレスで勉強し続けるって孤独なんですよ。しかも、弁理士試験という異常に厳しい・険しい道のりをたった独りで歩むっていう辛さ。

家族がいて、子供がいると勉強時間がきっと割かれるのかもしれないけど、そういう存在がいるからこそ頑張れたり、孤独を感じずに勉強できる強みってあるのかもしれないなと思ったりしました。合格を報告する人がいる、そういう存在ってやっぱり大きかったりするんだと思います。

併走してくれる人が居なくなった今、もう受かるしかないんだなと。合格して弁理士になることでこの道を選んだことを正解にするしかないんだなという気持ちです。これは前向きなのかどうなのかよくわかりませんが、ここで、不合格のまま撤退したら、勉強した時間・金銭の全てが無意味になるんだなって。そんな風に思います。

最近の勉強経過

商標法は四法対照に書き込みました。特許法は184シリーズを残して全て終了。過去問も概ね四法対照に書き込んだ分は済みました。結構過去問が重い。特に審判・訴訟関連が本当にきつい。細かいところまで聞いてくるなという印象で、常に条文とテキストに立ち返って過去問と照らし合わせて勉強しています。

とにかく、細かくて覚えることが多いのですが、それでも1mmでもいいから少しずつでも進めていかないといけない。本当に覚えることが多いし、細かい。やったことがある人はわかると思うけど。

弁理士試験の勉強をして気づいたこと

弁理士試験の勉強をして気づいたことがある。それは、自分って平々凡々な才能なんだなということ。特に1年目に関して、かなり勉強をした。浪人時代にやってた頃のように口内炎ができるくらい勉強をしたんだけど、結局短答試験も撃沈。短答試験に受かるための骨組みの肝心なところを抑えるくらいでもうあっぷあっぷで、こんな大変な試験を最終の3次試験(口述)まで一発で受かる猛者もいるんだなと思うと、ああやっぱり、自分ってこんなものだなと悲観的な意味ではなく、きちんと理解したことはすごく大きい収穫だった。

もし、仕事を辞めて全勢力をこの試験にだけ費やして良いよと言われてても十中八九無理だったな。そのくらいに無理。1年で弁理士試験に受かる人はやっぱり頭の切れ方が違うよ。中学受験の頃、塾似通っていて、ずっとずっと一番上のクラスの最下位にいて劣等感まみれだった自分をすごく思い出す。

嫌な思い出なんだけど、改めて何十年ぶりに思い出したりして、自分の立ち位置というか、頭のキレ方というか、今の自分ってこんなもんだよな、ということを改めて気づかせてくれた弁理士試験は本当に良い経験になってる気がする。

本当に悲観的ではないんだけど、人間の知能的な能力って各人決まってて、グラデーションになってると思うんよね。努力で多少は入れ違いはあるけど、やっぱり、概ね決まってる気がする。受験業界にいてたくさんの生徒を見てきて、この子は頭が良いなとか、この子はどうしても数学ができないんだなとか。とにかく勉強と才能って切り分けたがる空気感ってあるけど、やっぱりあるんだよな。きっと。

これを言うとみんな頑張らなくなるから言わなくなるけど、やっぱり、知能指数というか知能の限界というか、さっきも言ったように知能のグラデーションってあると思う。ここの話をし出すとまた長くなるけど、じゃあ、自分は弁理士試験に受かるか否かという話をすると、個人的には受かると思う。ただ、1年で受かる頭じゃないなと自分で感じる。これって努力とかじゃないんですよね。どんだけ頑張っても追いつけない理解力とか暗記力なんですよ。でもね、弁理士試験は私くらいの平々凡々な一定の能力があるのならば時間をかければ受かりますよ。そういう風に私は思う。

この記事を書いた人

人生に惑うアラサー。このままでええんか?と一念発起。本屋で知財検定と出会い2級に合格。2021.3.15から弁理士試験の勉強スタート。R4は25点、R5は38点。R6必須論文合格、選択科目落ち。R7最終合格!化学科卒業後に予備校に就職。化学を担当。twitterID : @nishijima1029

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