少子化の話を真面目に語ってみる
どうもニシジマです。あからさまに弁理士関係の記事を書いたときと関係のない雑記を書いたときではアクセス数が全然違うんだけど、これはまあいたしかたない。でもまあ、ここでは好きなことを適当に思いついたときに思いついた分書いてストレス発散みたいにしてるので、今日もお酒を飲みながら書こうと思う。
昨今ごちゃごちゃ言ってる少子化。出生率が80万を割ってるらしい。しかもこの5年間で100万→80万なので、かなりの減り具合だと思う。まあこれはコロナのせいなんだろうけど。
いやあもう政府(自民党)ももはや本気で少子化対策とかする気ないでしょ?って感じのニュースばかりだし、多分どうにもならないと思う。あと、対策を打ったから、「はいはい、じゃあ産もうかね。」なんてことにもならんと思うし。
予備校業界で働いていて如実に生徒の数がどこの予備校も減ってきていることも皮膚感でわかるし、もはや今時大箱で授業するスタイルでやってる予備校なんてほとんどないと思う。そんな感じでどんどんシュリンクしてるんだけど、多分今後もこのトレンドは永遠と続く。
移民は日本に来たがるのか?
さて、少子化で人口が減った日本。増税パラダイスで少数で多数の老人を支える日本。おまけに英語は全く通じない日本。しかも移民政策に批判的なわれわれ日本人。「治安が悪くなるから。」という理由でスーパー島国根性を出してるけど、ニュースであの意見を聴くたびに、「いやいや、そもそも日本って数ある国から移民しようって選ばれる国なんか?」といつも思う。
だって普通に考えて、自分が移民だったら①英語が通じる国②雇用が安定していて高給な国③排他的でない国を選ぶと思う。元来島国で、多国籍とは無縁の日本人たちが少子化になったからって、「はいはい歓迎しますよ!」みたいなマインドになるはずもなく、おまけに英語が通じることもなく。
確かに島国育ちの純ジャパで英語が話せない”私たち”にとって最高(というより、哀しいかな語学力で他を選ぶ余地がない)の土地ではあるけれど、外国人からしてみて本当に住むに適した国なんかな?と思ったりする。
まだアドバンテージがある今のうちに
あんまり細かいことはわからんけど、まだ後進国や発展途上国に比べて給与が比較的高く、技術力も比較的高い日本であるならば、外国人(移民)にとって来る価値のある国だと思う。だから、どうせ少子化対策をしないんだったらせめて今のうちにもうじゃんじゃん入れてオーストラリアとかアメリカみたいに人種のるつぼアジアバージョンみたいな国にした方がええんとちゃうん??と思ったりする。というか、そうなる気がする。近い将来。
ここで、この記事のタイトル通りなんだけど、我々が”ラストサムライ(最後の純粋な日本人)”になるんじゃないかというシナリオを想定している。勝手なニシジマのSF妄想。
つまり、私たちって国際結婚とかってほぼなかったじゃないですか。それがあと何十年かでスタンダードになると。イメージとしては、東南アジアの人たちが日本にたくさん住むようになって、純日本人同士の結婚率が相対的に下がることで、どんどん純日本人の存在がなくなり、100年後くらいには純血の日本人がいなくなって、ODA NOBUNAGAみたいになっちゃうんじゃないかなあって。
日本人たらしめる詫びさびの文化とか神道とかひなまつりとか国歌とか日本史とか。日本人の生まれながらにして刻まれてるDNAみたいなのがどんどん欠落しちゃって混ぜ混ぜの新しい日本ができるんじゃないかなあと。まあこれも一つの時代であり歴史なんだろうなと思ったり。
よくよく思い返せば、アイヌ民族とか尚巴志の琉球王国。あれもめちゃくちゃさかのぼれば外国のようなもんだったわけで、いつしか薩摩藩に併合したり、シャクシャインとかが松前藩とバトルしたり、色々あって今の日本がある。で、アイヌの文化とかめちゃくちゃ薄れてきてるよね~みたいな話もある。そういうのを思い出すと、今度はそれの大きいバージョン(アジア版)が起こるのでは???
という気がする。まあ戦争とかっていう形ではないにしろ、”日本”という形が失われ始めてるのかもしれないなあと。まあよく言えばグローバル化なんでしょうかねぇ。別に憂いてるわけじゃないけど、ちょっとこういう想像をすると、我々がおじいちゃん、おばあちゃんになった頃にはラストジャパニーズって呼ばれてる世代なのかもしれないなと思うと少し切なくなるわけです。まあ知らんけど。
まあ何にせよ、英語は喋れるに越したことはないよね。将来日本に住んでるとしても移民の皆様に「How are you?」って言わないといけないですから。
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