四法対照を買った。色々考えたけどここに書き込みをしていこうと思う。

弁理士試験

昨年は四法対照を買わず、今年初めて買ってみました。

どうもニシジマです。人生初、四法対照を買いました。ここに”すべて”を書き込んでいこうかと思います。覚えてる内容はもう書きませんが、ちょうど2周目に使うには良い本だなと直感で感じてます。

というのも、多分、初めて受講して習った内容を全て書いていたら多分収集がつかなくなるだろうなと思うんですよね。なので、2周目(復習期)から四法対照を導入するのが最適かな〜と思ったりしてます。

四法対照をメインでやっていく

どうですかね?皆さんは四法対照使ってます?受講している先生が「特に要らんやろ〜使いたければ使ってもいいよ。」というスタンスだったので、基本先生のいう通りに何でもやっていこうと思っていて昨年度は使っていませんでした。でもまあ今思い返せば個人的には四法対照はマストだなと思ったり。

難しい塩梅ですよね。先生の言うことを忠実に聞いてやっていくというのと鵜呑みにし過ぎないというところ。予備校で働いている身としても色々な先生がいたりして、本当にそうかな〜?と思ったりすることもあります。

まあこればかりは人それぞれの方針で、生徒側としては「基本的には先生を信じつつ、完全に鵜呑みにはしないこと」くらいがちょうどいいんだろうなと思いますね。

エクセルでまとめたりもしてたのですが、めっちゃ時間もかかるし単純にテキストの再生産みたいになってるので非効率だと思いやめようかと。ただ、インデックス的に条文番号と条文の題目だけは暗唱できる形に持っていきたいなと思うので、「エクセルの簡素化+四法対照中心」という方針を取ろうかと思います。

ちょっとやってみたけど非効率な気がしてきたので今後は簡素化する

具体的には、

  • エクセル:条文番号+条文名+ポイント
  • 四法対照:何でも書き込む

という形で、マクロな視点でエクセル、ミクロな視点で四法対照くらいなイメージです。まだまだ試行錯誤中なのでこれでいいのか不明ですが当面1ヶ月くらいはこれでやっていこうかなという感じです。

これからの勉強の流れ

とりあえず1ヶ月の充電期間(5/22短答試験から6/21まで)を経て、一旦全部忘れたのでザッと一気に復習をしたいと思います。これに関しても具体的には、

短答アドバンステキストを読む(ある程度精読)→四法対照への落とし込み+軽いエクセル作り→同じ箇所の講座をリスニング

この流れでいきたいと思います。多分これが一番良さそうな気がする。今年は趣旨と条文番号を意識して勉強していきたい。論文も視野に入れて…。

教える仕事をしていると生徒と乖離してくる

予備校で働き出して10年…は結構言い過ぎですが、かなりの年月が過ぎました。色んな先生を見てきたり、自分が生徒として弁理士試験の講座を受講していたりして思うことがあるんですよね。

それは「教える仕事をし続けると生徒と乖離してしまう」ということなんですよね。新卒の頃、講師が指導し始めた頃は基本的な知識って生徒とめちゃくちゃ乖離があったりするわけじゃないし、まだまだ知識が不安定な中で教えていくと思うんですよね。それから手探りで教えるから生徒がどのくらいわかっていないのかに注意を払って教えるんだと思うんですよ。

だから最初は生徒にすごく近い存在で教えられるし、生徒の気持ちもよくわかる。

だけど、何年も同じ話をしていると生徒のわからないというレベルがわからなくなる現象に陥りがちなんだろうなと思うんですよ。例えば弁理士試験でいえば、私は法律に関してはずぶの素人なので、条・項・号の見方もわからなかったし、本文と柱書の違いもわからなかったりするんですよね。

一言でいいのでさらっと読み方を教えてくれるとすごく条文が読みやすくなったりするんですが、やっぱり弁理士試験の性質上、量の問題もあるしなかなかそういうところまで手が回らない(もしくは講師にとってはもはや当たり前になってしまっている。)というのがあると思うんですよ。

これは別に講師批判というわけではなくて、一般的な予備校業界にもある話で、めちゃくちゃ知識を蓄えてしまって背景知識のオンパレードみたいになった時に、生徒側がもっともっと手前のところでわからないということに気づけなかったりするんですよね。でも講師側は何十年もやってきているから当たり前の基準が高くなってしまってる。これってめちゃくちゃあるあるなんだと思います。

ここで、馬鹿にするという意味ではなく、”生徒は無知で、思っているより手前から話す”という意識をもつのが大事なのかなと思ったりします。とはいえ、手前過ぎるところから教えると冗長すぎて生徒が退屈するというところも難しい一面です。

優秀な講師っていうのは、知識がたくさんある講師ではなくて、生徒がわかっているところとわかっていないところを正確に理解している講師なんでしょうね。+αでいえば、解説力で生徒にどこまで腑に落とさせるかみたいなところなんでしょうね。私も弁理士試験終わったら弁理士兼予備校講師(化学)をやりたいなあ。生徒と話をして教えるのが結構好きなので。

何か自分がどの立場でこの文章を書いているのかだんだんわからなくなってきました笑 弁理士の予備校では生徒だし、仕事上はどちらかというと教える側で生徒に解説をしたりするけど、模試作成なので講師ではないし笑

私も予備校の講師と話をしたりしていて、早過ぎてついていけなくなることも多々あります。まあ私の知識不足だったり理解力の乏しさが原因なのかもしれませんが…。ともかく、長く働くと生徒と乖離しちゃうので、もっともっともっと手前で躓くんだよということを声高にして言いたい。

とともに私も生徒に色々教えるときに、もっと手前から踏まないといけないなと自戒の意味も含めて言いたいなと思います。

この記事を書いた人

人生に惑うアラサー。このままでええんか?と一念発起。本屋で知財検定と出会い2級に合格。2021.3.15から弁理士試験の勉強スタート。R4は25点、R5は38点。R6必須論文合格、選択科目落ち。R7最終合格!化学科卒業後に予備校に就職。化学を担当。twitterID : @nishijima1029

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