20世紀の負の遺産、アウシュビッツ収容所
どうも、ニシジマです。今回も普通のポーランドの旅行記なので、特別暗い感じの記事ではないですが、せっかくポーランドまで行ってきたので、忘れないうちに徒然なるままに書こうかなと思います。
アウシュビッツ収容所行きのバスが来ない!!!から読んでいただけると幸いです。
ということで、今回はポーランド旅。旅行先の候補は結構色々あって、インドも行きたかったし、モロッコやトルコもありだな~と思ったりしてましたが、アウシュビッツ収容所は一度は訪れてみたいものだなと何となく昔から思っていたので、今回はポーランドを選びました。
ポーランド→オランダ旅の、ポーランド旅行記を記していきます。
動画はこちら↓
やっと着いたヨーロッパ
お久しぶりです。ヨーロッパ。よくよく考えると、コロナ前のいつかにハンガリーとセルビアを訪れて以来、ヨーロッパには訪れていなかったので多分4年ぶりくらい?のヨーロッパ旅。行く直前までは楽しみなのと、遠くまで行くしんどさとで混ぜ混ぜでした。だって、ロングフライト15時間とかするやん…。こんなん身体持たへんやん。って感じで。
でも実際、ポーランドに到着したら、「おぉぉぉ!!!!これがポーランドかっ!てか、掲示板とか看板全部ローマ字や!!!おぉぉぉぉ!!!ヨーロッパ!」と謎にテンション上がりつつ、市街地までは電車で移動。切符購入はちょっとてこずりましたが、ヨーロッパはどこもカードOKなところばかりで本当に不便しないですね。
市街地到着!!!
市街地に到着しました。ポーランド。首都のワルシャワではなく、クラクフという都市なので(?)、思ってたよりも地味な印象。すごく静かな街でした。ちなみに地元の方々と色々と簡単な会話をさせてもらってましたが、皆さんかなり友好的で、優しい印象でした。あと、美人が多いから住みたい。
凍えそうなくらい寒くて、正直萎え萎えでしたが、とりあえずホステルへ向かわねばということで意を決して歩を進めました。駅チカのホステルを選んだつもりだったのに、まあまあ遠くて萎え。
と、到着。私が泊まったホステルはこちら。Daniel Griffin. インターホンを鳴らすと、ジーーーっという音とともにドアがガチャ。
結局、この時はまだ早くてチェックインができませんでしたが、泊まった部屋はこちら。
ユースホステルかと思ってたら、普通の部屋でめっちゃラッキー。オランダのアムステルダムで泊まったユースホステルとほとんど同じ金額だったと思います。日本円で一泊6000円とか。ちなみに、セルビアやカンボジアでユースホステルに泊まった時は800円とかだったので、劇高ではあります。ユースホステルも好きなんやけど、正直ちょっとしんどいところもあるんよね。なので、個室だったのはかなり嬉しい。
さてと…ポーランドにも着いたことやし…ということで、さっそく…
弁理士試験の論文インプットのテキストを読んでました。はい、草。
そして、一勉強を終えて、街へ繰り出して、飯。腹減ったのよ。さすがに。パブでダラダラビール飲みまくってました。ちなみに物価は日本の0.9倍とかそんなイメージ。オランダは2倍くらいのイメージで、結局オランダではほとんどビール飲まなかった(こともないな…。結構飲んでました)。
アウシュビッツ収容所行きのバスが来ない!!!!
神のような青年と出会う
朝の9:55に、〇〇駐車場に集合。と書かれた紙を持って、〇〇駐車場に向かう。待てど暮らせど、バスが来ねえ。そもそもで言うと、バスが来るのかタクシーが来るのか何がくるのかもよくわかってない。紙にはただ、集合時間と集合場所が記載されているだけ。
10時になっても来ない。なぜ???てか、間違えてる?現地の駐車場のおじさんに声を掛けてみると、ポーランド語で何やら、駐車場はここで合ってるわ。多分待ってたら来るで!みたいなことを言ってる(ような気がする。)
英語で返しても、あはははは!みたいな感じで、That’s Poland:Dって感じ。あはんっ。これは…ポーランドタイムならではの奴なのか?それとも、普通に見捨てられた?
現地ツアーを申し込んでたんですが、一向にバス(かタクシーか多分乗り物)が来ない。めっちゃ困り果ててると、通りがかった神様のような男性と出会う。
“Do you need some help?”
彼は一度私を通り過ぎた後、あまりにも困り果てている私も見過ごせなかったのか、それとも私が相当やばい顔をしていたのかよくわからんですが、とにもかくにも声を掛けてくれた。
“Yes…I’m waiting for a bus to visit Auschwiz, but it won’t come.”
最大限困ってる感じを醸し出しながら、そう伝えると、彼は携帯電話持ってるか?電話したらどうだ?と言ってくれて、いや~海外で使える電話番号わし持ってないんすよ~T_Tと伝えると、彼が代わりに催行会社に電話をしてくれた。その後はポーランド語で電話の相手とやり取りをしていたので、あまり何を言ってるかわからなかったが、とりあえず、状況を説明すると、
Unfortunately(残念ながら)、もう行ってしまったらしい。詳しい状況はわからんが、もう既にツアーは始まってるみたいだから、もうあきらめるしかない。
と言われ、落胆。アウシュビッツは昔小さい頃に行ったけど、二度ともう行きたくないよ。それくらいひどい場所だ。もし、行きたいなら中心街に行けばもしかしたら小さいツアー会社があるかもしれない。そこに頼めば連れて行ってくれるかも?もしくは、自力で行く方法もある。でもチケットが取れるかは不明だ。と。
そう言われて、ほんまにありがとう!いや、てか30分も立ち話してたし、ビール奢るで~!!って言ったのですが、家で飲まへんねん、サンクスと言って断られました。その後は、お互いのインスタを好感して、また何かあったら連絡してくれよ!ありがとう!と言って立ち去って行った彼。一緒に写真をぱちぱち撮りました。
サンクスアロット。
ほな、自力で行くわ。
ポーランドまで来て、催行会社のミスでアウシュビッツ収容所に行けなかったのはどこのどいつだ~い?あたしだよっ!
いやいやいやいやいやいやいやいやいや。それはない。自力で行きます。時間は既に朝の10時半を過ぎてる。google mapによると、バスか電車で1時間半はかかる模様。
いや、それでも行くっしょ。てかチケット取れんの?ネットで調べてみると、ほとんどの記事で当日券は不可能と書かれていた。
がしかし、ここまで来たら行くやろ!?流石に。帰りのバスがあるか知らんけど、てかもっと言えば、行きのバスがどこから出てるかもわからんけど、とりあえず頑張って行けるだけ行ってみよう。行って帰りのバスなかったらもう最悪の最悪、野宿しよう。
ということで、雨が降り注ぐ中、バス停を探す。すると、何とか見つけて、何とかアウシュビッツ収容所行き(オシフィエンチム駅行き)が見つかり、何とかバスのチケットを購入して、何とか乗り込む。そして、どんどん文字通り雲行きが怪しくなって大雨。
正直1時間半乗りながら、どんどん市街地から離れてマジで帰ってこれるんかwとなってはいた笑
そして、バスを乗り続けていると、何と到着したアウシュビッツ収容所。
アウシュビッツ収容所の中については、こちら。
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